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【法律コラム】「奥さんにバラされたくないならお金ちょうだい」は脅迫罪!?
この記事でわかること
- マッチングアプリ・出会い系での脅迫罪・恐喝罪の違いと成立条件
- 金銭要求・ロマンス詐欺など具体的なトラブル事例と対処法
- 警察・弁護士・消費生活センターへの正しい相談手順
- 安全なマッチングアプリの選び方とトラブル回避対策
見出し
脅迫罪に該当するか?マッチングアプリでの金銭要求トラブル
出会い系サイトやマッチングアプリでは、時に脅迫まがいのトラブルに巻き込まれることもあります。編集部調べでは、既婚者であることを隠して利用し、後から相手に暴露をちらつかせて金銭を要求されるという被害が増えています。以下は、実際に被害に遭った男性の体験談です。
しばらく話をした後、どこか場所を変えようかと提案したところ、突然彼女が豹変しました。「知らない女と二人で遊んでいることを奥さんに言われたくなかったら、お金をちょうだい」と言い出したのです。彼女に私の住んでいるマンションを教えたので、直接やって来ないか心配です。脅迫罪で訴えることはできますか?―
法的なことから申し上げれば、彼女の取った行動は、刑法の「脅迫罪」に当たる可能性が高いと思います。
「脅迫罪」と聞くと、相手を脅して金品を要求するというイメージですが、犯罪が成立するための要件は、次のようにまとめられます。
―本人や親族の生命、身体、自由、名誉または財産に対して害を加えることを告げて人を脅す場合―
これを彼女の発言に当てはめると、「知らない女と二人で遊んでいることを奥さんに言われたくなかったら」という言葉は、男性の名誉に対して害を加える意図が伺えます。しかも、「お金をちょうだい」と言って、金銭の要求までしていますから、正真正銘の「脅迫罪」だと言えます。
「脅迫罪」の量刑は、2年以下の懲役または30万円以下の罰金(刑法第222条)と規定されています。しかも、被害者が刑事告訴しない限り起訴されないという「親告罪」ではありませんから、「脅迫罪」が成立した時点で、起訴される可能性が高い犯罪です。
この男性の場合、警察に刑事告訴すれば、警察が調査を行うことになります。あるいは、自分で警察に行くのはハードルが高いと思われるのであれば、専門家(弁護士)に依頼して、代わりに刑事告発するという方法もあります。
ただ、男性の相談内容の真意は、「いつか女性が妻に暴露するのではないか。それを止めるのはどうしたらいいのか」ということでしょう。そうであれば、彼女に対して、次のように告げてください。
このように告げれば、ほとんどのケースで解決すると思います。ただし、証拠としてメッセージのスクリーンショットは必ず保存しておきましょう。
恐喝罪と脅迫罪の違い
マッチングアプリや出会い系サイトでのトラブルにおいて、「脅迫罪」と「恐喝罪」は混同されがちですが、法律上は明確に区別されます。
| 項目 | 脅迫罪 | 恐喝罪 |
|---|---|---|
| 目的 | 相手を怖がらせること | 金品を奪うこと |
| 成立要件 | 生命・身体・自由・名誉・財産への害の告知 | 脅迫行為+金品の交付 |
| 量刑 | 2年以下の懲役または30万円以下の罰金 | 10年以下の懲役 |
| 親告罪か | 非親告罪(被害者の告訴なしでも起訴可能) | 非親告罪 |
編集部調べでは、マッチングアプリで「奥さんにバラす」とメッセージが来ただけの段階では脅迫罪、実際に金銭を振り込ませたり受け取りに来たりした場合は恐喝罪に該当するケースが多いことがわかっています。
マッチングアプリで起こりうる具体的なトラブル事例
編集部調べによると、マッチングアプリや出会い系サイトでは以下のようなトラブルが報告されています。
①金銭要求・脅迫トラブル
- 「会社にバラす」「家族に言う」と脅して金銭を要求される
- 「写真を拡散する」と脅される
- 既婚者だと知られ、配偶者への暴露をちらつかせて金銭を要求される
②ロマンス詐欺・国際ロマンス詐欺
- 恋愛感情を抱かせてから投資や暗号資産の購入を勧誘される
- 「会いに行くための渡航費」などを要求される
- 外国人を装い、長期間メッセージのやり取りで信頼させてから金銭を騙し取る
編集部調べでは、SNSやマッチングアプリで知り合った外国人から投資話を持ちかけられ、数百万円単位の被害に遭うケースが増加しています。
③プロフィール詐称
- 独身と偽って既婚者が登録している
- 年収・職業・年齢を大幅に偽っている
- 写真が別人である
④個人情報の悪用・身バレリスク
- LINEやSNSに誘導され、個人情報を抜き取られる
- 職場や住所を特定され、ストーカー被害に遭う
- プロフィール写真が別のサイトで無断使用される
⑤デート時の危険(レイプドラッグ等)
- 飲み物に薬物を混入され、意識を失わされる
- 密室に誘導され、性的被害に遭う
- 高額な飲食店に連れて行かれ、請求される(ぼったくり)
ロマンス詐欺・国際ロマンス詐欺の手口と対処法
編集部調べでは、近年マッチングアプリや出会い系サイトを利用したロマンス詐欺・国際ロマンス詐欺の被害が急増しています。
ロマンス詐欺の典型的な手口
・毎日長時間メッセージのやり取りをする
・恋愛感情を抱かせるような言葉を頻繁に使う
・将来の結婚や同居の話を持ち出す
ステップ2:投資話の切り出し
・「自分は投資で成功している」と自慢する
・「あなたにも稼がせてあげたい」と親切を装う
・暗号資産・FX・株式投資などを勧める
ステップ3:金銭の搾取
・少額の投資で成功体験をさせる(最初は出金できる)
・「もっと増やせる」と追加投資を促す
・出金しようとすると「税金が必要」などと理由をつけて更に金銭を要求
・最終的に連絡が取れなくなる
国際ロマンス詐欺の特徴
| 特徴 | 具体例 |
|---|---|
| プロフィール | 外国人(特に欧米系)、軍人・医師・実業家など高収入職業を自称 |
| 写真 | モデルのような美男美女の写真(実際は無断転載) |
| 接触方法 | SNS・マッチングアプリ・出会い系サイト経由 |
| メッセージ | 流暢な日本語(翻訳ツール使用)、愛情表現が大げさ |
| 金銭要求の口実 | 「会いに行く費用」「荷物の関税」「投資のチャンス」 |
ロマンス詐欺の見分け方
以下のような特徴が複数当てはまる場合は、ロマンス詐欺を疑いましょう。
- プロフィール写真が美男美女すぎる(Google画像検索で確認)
- 知り合ってすぐに愛情表現が過剰
- ビデオ通話を嫌がる、理由をつけて避ける
- 投資話や金銭的な援助を持ちかけてくる
- 早い段階でLINEなど外部SNSへ誘導しようとする
- 会う約束をしても直前にキャンセルされる
ロマンス詐欺に遭った場合の対処法
①すぐに連絡を断つ
詐欺だと気づいたら、相手との連絡を一切断ちましょう。ブロック機能を活用してください。
②証拠を保存する
メッセージのやり取り、振込明細、相手のプロフィール画面などをスクリーンショットで保存します。
③警察に相談(被害届提出)
最寄りの警察署または警察相談専用電話(#9110)に相談しましょう。詐欺罪(刑法第246条、10年以下の懲役)で被害届を提出できます。
④消費生活センターに相談(188番)
消費者ホットライン「188(いやや)」に電話すると、最寄りの消費生活センターにつながります。返金の可能性や対応策を相談できます。
⑤弁護士に相談
高額被害の場合、弁護士に相談して法的手段(民事訴訟、刑事告訴)を検討しましょう。
投資勧誘・暗号資産詐欺の見分け方
マッチングアプリで知り合った相手から投資を勧められた場合、以下のポイントをチェックしてください。
| チェック項目 | 詐欺の可能性が高いサイン |
|---|---|
| 投資サイトのURL | 聞いたことのない海外サイト、httpsではない |
| 金融庁への登録 | 金融商品取引業者として登録されていない |
| 利益の保証 | 「必ず儲かる」「元本保証」などの断言 |
| 出金条件 | 出金しようとすると「税金」「手数料」を要求される |
| 勧誘方法 | マッチングアプリで知り合った相手からの勧誘 |
編集部調べでは、金融庁に登録されていない海外の暗号資産取引所へ誘導され、出金できなくなるトラブルが頻発しています。投資話を持ちかけられたら、必ず金融庁のホームページで登録業者かどうか確認しましょう。
個人情報の取り扱いと身バレ対策
マッチングアプリや出会い系サイトでは、個人情報の管理が重要です。
絶対に教えてはいけない情報
- 本名(フルネーム)
- 勤務先の詳細(会社名・部署名)
- 自宅住所
- 本人が特定できる写真(会社のIDカード、車のナンバープレートなどが写っているもの)
安全な個人情報の開示タイミング
数回やり取り後:大まかな居住エリア(〇〇区、〇〇市など)
実際に会う直前:下の名前、職種(具体的な会社名は不要)
信頼関係構築後:本名、詳しい職業など
身バレを防ぐ具体的な対策
- プロフィール写真は顔の一部を隠す、角度を変えるなど工夫する
- SNSとは異なる写真を使用する
- 位置情報をオフにする
- 早い段階でLINEなど外部SNSへの移行を求められても応じない
- 本人確認が必要なマッチングアプリを選ぶ
安全なマッチングアプリの選び方
トラブルを避けるためには、安全対策がしっかりしているマッチングアプリを選ぶことが重要です。編集部調べでは、以下のポイントをクリアしているアプリが安全性が高いことがわかっています。
安全なマッチングアプリの条件
| 項目 | 確認ポイント |
|---|---|
| 本人確認 | 公的身分証明書(免許証・保険証など)による年齢確認が必須 |
| 24時間監視体制 | 不適切な投稿やユーザーを24時間体制でパトロール |
| ビデオ通話機能 | アプリ内でビデオ通話ができる(なりすまし防止) |
| ブロック・通報機能 | 不審なユーザーをブロック・通報できる |
| 運営会社の信頼性 | 上場企業や大手企業が運営している |
| 個人情報保護 | プライバシーマーク取得、TRUSTe認証などがある |
| クレジットカード決済 | ポイント制ではなく月額制、決済が透明 |
避けるべきマッチングアプリ・出会い系サイトの特徴
- 本人確認がない、またはザル(適当な画像でも通過する)
- 高額なポイント購入を促してくる
- 運営会社の情報が不明確
- SNSや外部サイトへの誘導が多い
- サクラや業者が多いという口コミが目立つ
トラブルに遭わないための具体的な対策
マッチングアプリや出会い系サイトを安全に利用するために、以下の対策を実践しましょう。
メッセージ段階での対策
- すぐに会いたがる相手は警戒する
- 初回メッセージで外部SNS(LINE等)への移行を求めてくる相手は避ける
- プロフィール写真をGoogle画像検索で確認(無断転載の可能性)
- 投資話や金銭的な話を持ち出す相手とは関わらない
- ビデオ通話を嫌がる相手は疑う(なりすましの可能性)
会う前の対策
- 初回デートは必ず日中、人が多い場所を選ぶ
- 短時間(1〜2時間程度)で設定する
- 相手の本名・職業など基本情報を事前に確認
- 友人や家族にデートの予定を伝えておく
- 密室(カラオケ、個室居酒屋、相手の家など)は避ける
初回デートで注意すべきポイント
編集部調べでは、初回デートでのトラブルを避けるために以下のポイントが重要です。
安全なデート場所の選び方
・駅前のカフェ、ファミレス
・ショッピングモール内の飲食店
・人通りの多い公園
・美術館、博物館などの公共施設
避けるべき場所:
・個室居酒屋、カラオケボックス
・相手の自宅、ホテル
・人気のない場所(山、海、夜の公園など)
・相手が指定する馴染みの店(ぼったくりの可能性)
デート中の注意点
- 飲み物から目を離さない:レイプドラッグ混入を防ぐため、トイレに行く際も飲み物を持っていくか、戻ったら新しいものを注文する
- お酒を飲みすぎない:判断力が鈍ると危険な状況に気づけない
- 車に乗らない:初対面の相手の車には乗らない
- 帰りの交通手段を確保:終電を逃さない、タクシー代を用意しておく
- 違和感を感じたらすぐに帰る:「お腹が痛い」など理由をつけて即座に退席
被害に遭った場合の相談窓口と対処法
マッチングアプリや出会い系サイトでトラブルに遭った場合、以下の相談窓口を活用しましょう。
①警察への相談
| 相談窓口 | 内容 |
|---|---|
| 警察相談専用電話 #9110 | 緊急ではないが相談したい場合(平日8:30〜17:15) |
| 110番 | 緊急事態(脅迫を受けている、ストーカー被害など) |
| 最寄りの警察署 | 被害届・刑事告訴の提出 |
②消費生活センター(188番)
消費者ホットライン「188(いやや)」に電話すると、最寄りの消費生活センターにつながります。
- 出会い系サイトでの高額請求トラブル
- ポイント購入詐欺
- 返金請求の方法
- クレジットカード会社への相談方法
編集部調べでは、消費生活センターに相談することで、クレジットカード会社に協力を求め、返金に成功したケースもあります。
③弁護士への相談
以下のような場合は、弁護士への相談を検討しましょう。
- 高額な金銭被害(数十万円以上)
- 警察が動いてくれない(被害届を受理してもらえない)
- 民事訴訟を起こしたい
- 示談交渉を代行してほしい
- 刑事告訴を専門家に依頼したい
警察への相談・告訴の手順と流れ
被害届と刑事告訴の違い
| 項目 | 被害届 | 刑事告訴 |
|---|---|---|
| 目的 | 被害を報告する | 犯人の処罰を求める |
| 警察の対応義務 | 受理義務なし | 受理義務あり |
| 捜査への影響 | 捜査するかは警察の判断 | 検察に送致義務あり |
警察に相談する際に準備するもの
- 被害の経緯をまとめた書類(時系列で整理)
- メッセージのスクリーンショット
- 相手のプロフィール画面の保存
- 振込明細・クレジットカード明細
- 音声データ(通話録音があれば)
- 第三者の証言(友人などに相談していた場合)
警察への相談の流れ
ステップ2:警察署で事情聴取を受ける
ステップ3:被害届または刑事告訴状を提出
ステップ4:警察が捜査を開始(相手の特定、取り調べなど)
ステップ5:検察に送致され、起訴・不起訴が決定
ステップ6:起訴された場合、刑事裁判
弁護士への相談が必要なケース
編集部調べでは、以下のようなケースでは弁護士への相談が有効です。
弁護士に依頼するメリット
- 刑事告訴状の作成を代行してもらえる
- 警察が動いてくれない場合、弁護士経由で告訴すると受理されやすい
- 民事訴訟(損害賠償請求)を起こせる
- 示談交渉を代行してもらえる
- 証拠の収集方法をアドバイスしてもらえる
弁護士費用の目安
| 内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 法律相談(初回) | 30分5,000円〜(初回無料の事務所もあり) |
| 刑事告訴状作成 | 10万円〜30万円 |
| 民事訴訟(着手金) | 20万円〜50万円 |
| 民事訴訟(成功報酬) | 回収額の10〜20% |
返金請求の可能性と方法
マッチングアプリや出会い系サイトで金銭被害に遭った場合、返金を受けられる可能性があります。
返金請求できるケース
- 出会い系サイトで高額なポイントを購入させられた(サクラ・業者による詐欺)
- 投資詐欺・ロマンス詐欺で金銭を騙し取られた
- 脅迫・恐喝により金銭を振り込んだ
- クレジットカードの不正利用
返金請求の方法
サクラ・業者による被害の場合、運営会社に連絡して返金を求める。ただし、応じてもらえないケースも多い。
②消費生活センターに相談(188番)
消費生活センターに相談し、運営会社との交渉をサポートしてもらう。
③クレジットカード会社に連絡
クレジットカードで決済した場合、カード会社に「不正利用」として申請し、チャージバック(返金)を求める。
④弁護士に依頼して民事訴訟
相手が特定できている場合、弁護士に依頼して損害賠償請求訴訟を起こす。
⑤警察に被害届・刑事告訴
詐欺罪・恐喝罪などで刑事事件化し、相手が逮捕されれば示談交渉で返金を求める。
編集部調べでは、クレジットカード会社に早期に連絡することで、チャージバックに成功したケースが複数報告されています。被害に気づいたらすぐに行動することが重要です。
よくある質問(FAQ)
Q1. マッチングアプリで知り合った相手から金銭を要求されました。これは脅迫罪になりますか?
A. 「〇〇にバラす」「会社に言う」など、あなたの名誉や財産に害を加えることを告げて金銭を要求した場合、脅迫罪(刑法222条、2年以下の懲役または30万円以下の罰金)に該当する可能性が高いです。メッセージを証拠として保存し、警察に相談しましょう。
Q2. 脅迫罪と恐喝罪の違いは何ですか?
A. 脅迫罪は「脅すこと」自体が犯罪ですが、恐喝罪は「脅して金品を奪うこと」が犯罪です。脅迫罪の量刑は2年以下の懲役または30万円以下の罰金、恐喝罪は10年以下の懲役と、恐喝罪の方が重い罪になります。実際に金銭を振り込ませた場合は恐喝罪に該当します。
Q3. 警察に相談する場合、どのような証拠が必要ですか?
A. 以下の証拠を準備しておくと、警察の捜査がスムーズになります。
- メッセージのスクリーンショット(日時が分かるもの)
- 相手のプロフィール画面
- 振込明細・クレジットカード明細
- 通話録音(あれば)
- 被害の経緯を時系列でまとめた書類
Q4. 弁護士に依頼せずに自分で刑事告訴できますか?
A. 可能です。最寄りの警察署で刑事告訴状を提出できます。ただし、告訴状の書き方が分からない、警察が受理してくれないという場合は、弁護士に依頼する方が確実です。弁護士経由で告訴すると、警察も真剣に対応してくれる傾向があります。
Q5. マッチングアプリで知り合った相手から投資を勧められましたが、詐欺の可能性はありますか?
A. マッチングアプリで知り合った相手から投資を勧められた場合、ロマンス詐欺の可能性が高いです。特に以下の特徴がある場合は要注意です。
- 暗号資産・FXなど高リスク投資を勧める
- 「必ず儲かる」「元本保証」などと断言する
- 金融庁に登録されていない海外サイトへ誘導される
- 出金しようとすると「税金」「手数料」を要求される
投資話を持ちかけられたら、金融庁のホームページで登録業者か確認し、少しでも怪しいと思ったら関わらないようにしましょう。
Q6. 相手にLINEへの移行を求められましたが、応じるべきですか?
A. 初回メッセージや数回のやり取りですぐにLINEへの移行を求めてくる相手は、業者・詐欺師の可能性が高いです。マッチングアプリ内のメッセージ機能は運営会社が監視しているため、悪質なユーザーは早めに外部SNSへ誘導しようとします。信頼関係が築けるまではアプリ内でやり取りを続けることをおすすめします。
Q7. 個人情報を教えてしまいましたが、どうすればいいですか?
A. すぐに以下の対応を取りましょう。
- 相手との連絡を断つ(ブロック)
- 勤務先に事情を説明し、不審な連絡があった場合は対応しないよう依頼
- 警察に相談(ストーカー被害の可能性がある場合)
- SNSアカウントを非公開にする
- 引っ越しを検討(住所を教えてしまい、実際に来られる危険がある場合)
Q8. 初回デートで安全な場所はどこですか?
A. 以下のような場所がおすすめです。
- 駅前のカフェ、ファミレス
- ショッピングモール内の飲食店
- 人通りの多い公園
- 美術館、博物館などの公共施設
避けるべき場所:個室居酒屋、カラオケ、相手の自宅、人気のない場所
Q9. 相手が既婚者だと分かりました。慰謝料を請求できますか?
A. 相手が既婚者であることを隠してあなたと肉体関係を持った場合、相手の配偶者に対して不貞行為(不倫)として慰謝料を請求される可能性はありますが、あなたから相手に慰謝料を請求することは難しいです。ただし、結婚を前提に交際し、多額の金銭を貸した場合などは、詐欺罪や貸金返還請求が成立する可能性があります。弁護士に相談しましょう。
Q10. ロマンス詐欺かどうか見分ける方法は?
A. 以下の特徴が複数当てはまる場合、ロマンス詐欺の可能性が高いです。
- プロフィール写真が美男美女すぎる(Google画像検索で確認)
- 知り合ってすぐに愛情表現が過剰
- ビデオ通話を嫌がる
- 投資話や金銭的な援助を持ちかけてくる
- 会う約束をしても直前にキャンセルされる
Q11. 国際ロマンス詐欺の特徴は何ですか?
A. 国際ロマンス詐欺は、外国人(特に欧米系)を装った詐欺師が、SNSやマッチングアプリで日本人をターゲットにする手口です。以下の特徴があります。
- 軍人・医師・実業家など高収入職業を自称
- モデルのような美男美女の写真(実際は無断転載)
- 流暢な日本語(翻訳ツール使用)
- 「会いに行く費用」「荷物の関税」「投資のチャンス」などの理由で金銭を要求
Q12. マッチングアプリで身バレしないための対策は?
A. 以下の対策を実践しましょう。
- プロフィール写真は顔の一部を隠す、角度を変える
- SNSとは異なる写真を使用
- 位置情報をオフにする
- 本名・勤務先・自宅住所は教えない
- 本人確認が必要なマッチングアプリを選ぶ
Q13. ストーカー被害に遭った場合、どこに相談すればいいですか?
A. 最寄りの警察署または警察相談専用電話(#9110)に相談しましょう。ストーカー規制法に基づき、警察が警告・禁止命令を出すことができます。身の危険を感じる場合は110番通報してください。
Q14. 出会い系サイトで高額なポイントを購入してしまいましたが、返金できますか?
A. サクラや業者に騙されて高額なポイントを購入した場合、返金できる可能性があります。以下の方法を試してください。
- 運営会社に直接返金を求める
- 消費生活センター(188番)に相談
- クレジットカード会社にチャージバック(返金)を申請
- 弁護士に依頼して民事訴訟
編集部調べでは、クレジットカード会社に早期に連絡することで返金に成功したケースがあります。
Q15. 消費生活センター(188番)ではどんな相談ができますか?
A. 消費生活センターでは以下の相談ができます。
- 出会い系サイト・マッチングアプリでの高額請求
- ポイント購入詐欺
- 返金請求の方法
- クレジットカード会社への相談方法
- 運営会社との交渉のサポート
相談は無料で、専門の相談員がアドバイスしてくれます。
Q16. 相手をブロックしても連絡が来る場合はどうすればいいですか?
A. マッチングアプリでブロックしても、相手がLINEや電話番号を知っている場合は連絡が来る可能性があります。以下の対応を取りましょう。
- LINEでもブロック
- 電話番号を着信拒否設定
- それでも連絡が来る場合は警察に相談(ストーカー規制法)
- 必要に応じて電話番号を変更
Q17. 運営会社に相談したのに対応してもらえません。どうすればいいですか?
A. 運営会社が対応してくれない場合、以下の方法を試してください。
- 消費生活センター(188番)に相談し、運営会社との交渉をサポートしてもらう
- 警察に被害届を提出
- 弁護士に依頼して運営会社に内容証明郵便を送る
- SNSやレビューサイトに事実を投稿(誹謗中傷にならないよう注意)
Q18. 被害届を出すと相手は必ず逮捕されますか?
A. 被害届を出しても、相手が必ず逮捕されるわけではありません。警察が捜査を行い、証拠が十分であれば逮捕・起訴される可能性があります。確実に相手を処罰したい場合は、被害届ではなく刑事告訴を行うことをおすすめします。刑事告訴の場合、警察は検察に送致する義務があります。
Q19. 刑事告訴と民事訴訟の違いは何ですか?
A.
- 刑事告訴:相手を処罰してもらうことが目的。警察・検察が動き、有罪になれば懲役・罰金などの刑罰が科される。
- 民事訴訟:金銭的な損害賠償を求めることが目的。弁護士に依頼して相手を訴え、裁判所が損害賠償を命じる。
両方を同時に進めることも可能です。
Q20. クレジットカード会社に返金を求めることはできますか?
A. クレジットカードで決済した場合、カード会社に「不正利用」または「チャージバック」を申請することで返金を求められる可能性があります。詐欺被害に遭ったことを証明する証拠(メッセージのスクリーンショット、警察への相談記録など)を提出し、カード会社に相談しましょう。編集部調べでは、早期に連絡することで返金に成功したケースがあります。
まとめ
マッチングアプリや出会い系サイトは便利な出会いのツールですが、脅迫・恐喝・ロマンス詐欺・投資詐欺などのトラブルに巻き込まれるリスクもあります。編集部調べでは、本人確認が必要な安全なマッチングアプリを選び、個人情報の管理を徹底することで、トラブルを大幅に減らせることがわかっています。
万が一トラブルに遭った場合は、すぐに証拠を保存し、警察(#9110または110番)、消費生活センター(188番)、弁護士などに相談しましょう。特に金銭被害の場合、早期に行動することで返金の可能性が高まります。
安全なマッチングアプリの選び方や、初回デートの注意点を守り、楽しく安全な出会いを実現してください。
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